E資格とは?試験の難易度・試験範囲・取得のメリットを解説します

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AI エンジニアとして活動する上で、E 資格は取得していると大きなメリットがある資格のひとつです。

しかし、E 資格が具体的にどのような試験なのかわからずに受験を迷っている人や、難易度がどの程度なのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

実際に E 資格について理解しておかないと、受験するステップまで踏み切れないでしょう。

この記事では、E 資格の難易度や試験範囲、受験するメリットなどを詳しく説明します。 受験する際の参考にしてみてください。

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E 資格はディープラーニングに関わる人材育成が目的

E 資格とは、E 資格は 2019 年に開始されたディープラーニングに関わる人材の育成を目的とした資格試験です。 試験に合格すると、日本ディープラーニング協会によって E 資格の取得が認定されます。

試験では、人工知能や機械学習についての知識やディープラーニングの理論を理解し、実践に活かせるかどうかが判定されます。

資格を取得すれば、エンジニアとして活動する上でとより一層市場価値を高めることができるでしょう。 また、データサイエンティストなどとしての活動にも幅を広げられます。

G 検定との違い

E 資格に似た資格として、G 検定があります。 G 検定はジェネラリストを認定するための資格であるため、エンジニアを認定する E 資格とは目的が異なります。

ジェネラリストとは、データサイエンスに関する基礎的な知識を持ちつつ、ビジネス課題において適切な応用判断ができる人材を指します。 エンジニアとしての認定を受けたいのであれば E 資格を取得するべきですが、ジェネラリストとしての認定を受けたいのであれば G 検定をおすすめします。

E 資格は G 検定よりも難易度が高いとされています。 まずは G 検定を受けてから E 資格に臨むのがいいでしょう。

E 資格の難易度は応用情報技術者試験と同等

E 資格は国内におけるディープラーニング関連の資格試験において最も難しいランクに位置しています。

ただし、応用情報技術者試験とほぼ同等の難易度であるため、応用技術者試験を取得している人にとっては難易度としては比較的受けやすい試験だと言えるでしょう。

合格率は 6 割程度です。しっかり対策しておけばパスできない試験ではありません。

対策を講じていく中で難しいと感じたら、先に G 検定を受けることも考えてみましょう。

E 資格の試験範囲は主に 3 つの分野

E 資格の試験範囲を知っておくことも重要です。 ディープラーニング、深層学習とだけ耳にすると何が出題されるのかあまり見当がつかない人も多いのではないでしょうか。

ここでは、E 資格の試験範囲を詳しく紹介していきます。

応用数学

E 資格では応用数学として線形代数、確率、統計、情報理論の 4 つの分野が出題されます。 応用数学はディープラーニングの基礎部分となる分野です。 理解を深めておいて、ここで得点を稼いでおきましょう。

機械学習

機械学習の分野では、基礎知識、実践的な応用方法論が出題されます。 機械学習はディープラーニングにおいて知っておかなければならない重要な分野ですから、対策の時点でも力を入れておきたいところです。

深層学習

ここが最も肝心なディープラーニングの分野です。 ディープラーニングの適応方法、強化学習、生成モデル、順伝播型ネットワーク、深層モデルのための正規化と最適化、畳み込みネットワーク、回帰結合型ニュートラルネットワークと再帰的ネットワークから出題されます。

出題される範囲が一気に増えてしまい、対策に負担がかかってしまうところですが、その分試験内でのリターンは大きくなるため必ず細かく確認しておきましょう。

開発・運用環境

開発と運用環境の分野では、ミドルウェア、軽量化、高速化技術が出題されます。

E 資格の勉強方法

E 資格を受けるには指定のプログラムの受講が必要です。 また、工夫しながら学習を進めることが合格の肝となります。

ここでは、E 資格に適した勉強方法を紹介します。 これから取り組む時の参考にしてみてください。

JDLA 認定プログラムの受講が必須

E 資格を受験するためには、JDLA 認定プログラムを受講している必要があります。 受験日の過去2年以内に JDLA 認定プログラムの講座のいずれかを修了していなければならないため、いつでもすぐに受けられるというわけではありません。

ディープラーニングの技術が日々アップデートされていることを踏まえて、シラバスは 1 ~ 2 年のうちに一度更新されます。 そのため、2 年という区切りがあります。 講座はいくつかあるので、自分に適したものを選びましょう。

実務で使えるディープラーニング講座(E 資格対応)

実務で使えるディープラーニング講座(E 資格対応)は、株式会社 Fusion One が主催している E 資格に特化したディープラーニング講座です。 神田駅・秋葉原駅を中心として展開しています。

初心者でも 1 日で完結できるわかりやすさと、10 人という少人数制が売りとなっています。

また、スクールの PC を使用するため、自前の PC を用意する必要がないのも気軽に参加できる理由のひとつです。 オリジナルテキストが配布されるので、何度も復習することができるところも初心者にとって嬉しいポイントでしょう。

初心者に特化した講座ですから、ディープラーニングそのものについて全く知らない、わからないという状態の人でも安心して受講することができます。 初心者であり、ディープラーニングを敬遠しているという人にぜひおすすめしたい講座のひとつです。

業界初合格保証付 Premium Plan E 資格対策コース

業界初合格保証付 Premium Plan E 資格対策コースは、株式会社アイデミーが主催している AI 学習サービスです。

こちらの講座は、初心者も安心して受けられる合格保証がついています。 合格保証とは、一定の条件を満たしている場合に限り、受講開始した日以降に実施される 2 回目の E 資格試験まで継続してサービスを受けられる制度を指します。

100 時間以上、3 ヶ月間の学習が約束されており、それだけではなくチューターへの個別質問に回数の制限はありません。 初心者がつまずきがちな分野でも、気軽に何度でも質問できるのは非常にありがたい制度だと言えるでしょう。

また、機械学習の数学に関しては 1 から解説を受けることができるため、事前の知識や準備は一切必要ありません。 同様に、プログラミングに慣れていない人でも、Python の入門から学習が始まるため、機械学習の実戦経験がなくても問題なく学習に取り組むことができます。

【オンライン特化】全人類がわかる E 資格コース

【オンライン特化】全人類がわかる E 資格コースは、AVILEN 株式会社が主催している E 資格プログラムです。 この講座の大きな特徴は、全てオンラインで完結するところにあります。 講義動画の視聴、テスト、各種サポートのすべてをオンラインで行うことができます。

PC やスマートフォンなどでも学習することができるため、効率よく学習を進められるのも大きなメリットのひとつでしょう。 1 動画は約 7 分という短さなので、スキマ時間にさっと見て知識を得られます。 忙しくてまとまった時間がとりにくい、スクールに足を運ぶのが難しいという人に最適な講座だと言えるでしょう。

また、E 資格の試験本番と同じ四者択一形式の問題が 740 問以上用意されており、1 回に 10 問ずつ出題されるサービスもあります。 気軽に自分の実力を確かめつつ知識を増やしたい人には最適です。

過去問がないため講座での課題をクリアすることが大事

E 資格の試験の過去問は公開されていないため、講座での学習が非常に大きな役割を持っています。

過去問はありませんが、講座では模試が行われます。 講座で学習した上で模試に臨み、高い点数をとっておけば、本番でも焦って解いて失敗してしまうという状況にはならないでしょう。 講座で出される課題はどれも本番の試験で必ず役立つ知識をつけてくれるものです。

過去問がないことで何をすればよいのかわからないかもしれませんが、講座から得られる知識を身につけておけば傾向を把握することは難しくありません。

講座での課題をおろそかにせず、わからないところはコーチングしてくれる講師に質問して、全て潰しておきましょう。 何が出題されても問題がないように、万全の状態で臨むことが大事です。

本を読んで苦手な分野の克服をする

講座を進めていく中で、苦手だと感じた分野の本を読んで克服するのもおすすめです。 じっくりと自分のペースで学習を進めていきたいと思ったり、より深くその分野について知りたいと考えたりした時には読書は非常に役立ちます。

『いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本』

いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本』は、機械学習に馴染みがなかった初心者におすすめの一冊です。

特に表や図、イラストなどを使ったわかりやすさが魅力的だという声が多いところが人気です。

ただし、機械学習がわからない人、一からはじめていきたい初心者向けなので、中級者以上の人には物足りないところがあるかもしれません。

『徹底攻略ディープラーニング E 資格エンジニア問題集 徹底攻略シリーズ』

徹底攻略ディープラーニング E 資格エンジニア問題集 徹底攻略シリーズ』 は、インプレスから出版されている問題集です。 一冊に詰め込まれた知識量のクオリティが高く、何周もすればかなりの効果が得られる本著です。

公式テキストと併用すれば幅広い範囲をカバーすることができるため、ぜひ手に取ってみてください。

『ゼロから作る Deep Learning ―Python で学ぶディープラーニングの理論と実装』

ゼロから作る Deep Learning ―Python で学ぶディープラーニングの理論と実装』は、Python を使ってディープラーニングの仕組みについて説明する参考書です。

ディープラーニングの仕組みがどのようなものか、基本的な知識が詳しく紹介されているだけではなく、グラフや図が適切に配置されているため、初心者にも優しい本となっています。 初心者はこの本と併せてより易しい入門書を読むと、E 資格合格に繋がるでしょう。

E 資格の受験の流れ

ここで E 資格の受験の流れについて紹介していきます。

試験日がどのように設定されているのか、試験会場はどこなのか、受験料はいくらなのかについて紹介していくので、実際に受験する時に役立ててください。

試験日

試験日は半年に一回です。 受験申込は受験日前日の午後 11 時 59 分まで受け付けます。

試験会場

試験会場は全国の指定試験会場から指定することができますが、予約は先着順です。

席には限りがあるので、希望の会場や時間帯がある場合には早めに予約しておきましょう。

受験料

受験料は一般の人は 33,000 円、学生は 22,000 円、協会賛助会員は 27,500 円です。 それぞれ受験料が異なるので気をつけましょう。 なお、この価格は全て税込みです。

E 資格を受けるメリットは 2 つ

E 資格は受験することで大きなメリットを得ることができます。 ここでは、具体的にどのようなメリットが得られるかを紹介します。

体系的に学べる

E 資格を受けるためには体系的な学習が必要です。 ある分野から違う分野へと繋げて学ぶ必要があるため、知らなかった分野についても詳しくなることができます。

今まで触れる機会がなかった分野にも手を出すことになるので、新しい発見ができたり、さまざまな知識を得られたりするでしょう。

ひとつの分野に特化することも大切ではありますが、E 資格を受けるためにはさまざまな分野の知識が必要です。

キャリアアップや転職に役立つ

E 資格を取得することで、キャリアアップすることができます。  この分野には自信があるということが証明されるため、社内での仕事の幅が広がり、キャリアアップが見込めます。

また、転職の際にも E 資格を持っていることが有利に働きます。 エンジニアとしての転職において、IT 関係の資格は非常に重要です。 転職の際に武器がないと悩んでいる人は、資格を取ることを考えてみましょう。

まとめ

E 資格は難易度が高い資格ではありますが、取得しておくとキャリアアップや転職に繋がる大きなリターンのある資格です。

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