オンライン面接をトラブルなく乗り越えるためのチェックリスト
最近、対面での面接よりもオンラインでの面接をする機会が多くなったという人は多いのではないでしょうか。 今後も転職活動をする上でオンライン面接をする機会は一定以上あると言えます。
そのため、「オンライン面接の準備はどうすればいいかよくわからない」「何がマナー違反になるのか知っておきたい」と思うこともあるでしょう。 オンライン面接での立ち振る舞いに不安を抱えている人は、この記事でぜひポイントを押さえておきましょう。

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Qiita Jobsに登録するオンラインの面接前に準備しておくといいこと 5 つ
この章では、オンライン面接を行う前にあらかじめ準備しておくといいことを 5 つ紹介します。 事前の準備は念入りにしておきましょう。
カメラ・マイクなどの機器や通信状況を整える
オンライン面接をするにあたって、カメラやマイクは必需品です。 マイクやカメラが内蔵されているパソコンであれば問題はありませんが、もしついていないのであれば外付けのものを用意して対応しましょう。
オンライン面接ではカメラにどのように映るかも大きなポイントになってくるので、どの角度なら自分の顔がよく見えるか、表情が伝わりやすい明るさであるかどうかといったこともきちんとチェックしておきましょう。
また、マイクは声を張り上げなくても相手に届く程度の音量を保てているのかも確認しておく必要があります。 周辺機器の準備ができたら、通信状況も整えておきましょう。 回線が不安定だと、画面が止まってしまったり音声が聞き取りにくくなってしまいます。 もし回線が不安定なのであれば、トラブルシューティングをするなどの対処が必要です。
面接官との意思疎通が十分に取れないことで、質問と回答にずれが生じてしまったり会話が続かなくなってしまいます。 結果としてお互いへの理解が浅くなってしまうので、事前に対処しておきましょう。
身だしなみを整える
オンラインだからといって気の抜けた服装で受けてはいけません。 在宅での面接となると、どうしてもリラックスしてしまいがちですが、普段着で臨むことはタブーです。
いつも着ているスウェットやしわのついているシャツなど、清潔感が見受けられないものは避けましょう。 できるだけフォーマルな服装をし、対面での面接に近い身だしなみを意識してください。
また、前髪が長すぎると顔に影が落ちてしまい、印象が悪く見えてしまうことがあるので顔が明るく見えるように工夫をしましょう。
背景はシンプルなものにする
オンラインの会議ツールは背景を選択できるようになっています。 白い壁を背景にすることができれば問題はありませんが、どうしても背景に私物が映りこんでしまうという場合には面接にふさわしいバーチャル背景を設定してから面接に臨みましょう。
バーチャル背景はほとんど無料でダウンロードできるものが数多くネット上に出回っているため、気に入った画像をダウンロードして設定してください。
ただし、バーチャル背景だからといってどんなものでもいいというわけではありません 過度に派手なものや、遊び心が目立つものは避けましょう。 あくまでもビジネスにおけるやり取りであることを念頭に置き、控えめなものを選ぶのが賢明です。
メモの用意をする
オンライン面接中にメモを取る時のために、メモの用意をしておくことも忘れないようにしましょう。 メモはあらかじめ志望動機や逆質問などを書いておき、それを見ながら話すこともできるためとても役に立ちます。
また、面接官が会社概要や事業内容を詳しく説明してくれている際に、メモを取って覚えておきたいと思うこともあるかもしれません。そのため、メモ帳アプリや筆記用具を用意しておくことをお勧めします。
忘れたくないことはしっかりとメモを取っておき、今後の面接などに役立てられるようにしましょう。
周囲の音が聞こえないようにしておく
オンライン面接をしている最中に雑音が混じってしまうと、面接官は声が聞き取りにくく何を話しているのか理解できない場合があります。 何度も発言を聞き返されないために、周囲の環境を整えておく必要があります。
インターホンの音を一番小さく設定しておくことや、窓を閉めて騒音が聞こえないようにするなど、自分も面接官も面接に集中できる環境づくりを心がけましょう。
特に道路や駐車場に面している建物の中でオンライン面接をする場合は注意が必要です。 自分が感じている以上に、マイクは車の通る音を拾ってしまうため、ざわざわと騒がしい環境になってしまいます。
オンライン面接本番で心掛けるべきこと 4 つ
この章では、オンライン面接の本番で心掛けるべき 4 つのポイントを紹介します。 いよいよ本番となったら、これまでの準備してきたことを発揮できるように万全を期して臨みましょう。
はっきり聞こえる声で話す
オンライン面接で最も問題となるのは、面接官にきちんと声が聞こえるかどうかということです。 内容が素晴らしくても、聞き取りにくいとそれだけで印象は悪くなってしまいます。
元気がないと思われてしまったり、熱意がないのかもしれないと捉えられてしまったりすることもあるほど、声の大小は非常に重要なポイントとなります。 マイクがあると声量の調節は難しくなってしまうかもしれませんが、もし面接官が身を乗り出すようなしぐさをするようであれば、マイクを自分の方に寄せるか、より大きい声で話すようにしましょう。
この時、声の大小とともに気をつけたいのが話すスピードです。 声の大きさばかりを意識するあまりに、知らず知らずのうちに早口になってしまうと、これも聞き取りにくいと感じられてしまいます。 面接官に届くくらいの声量で、抑揚のある話し方を心がけましょう。
適度に相槌を打つ
面接官が話している最中に、画面をじっと見つめているだけだと本当に聞いているのかと疑われてしまいます。 理解しているのか、入社意欲があるのかといったことの判断が難しくなってしまうため、相槌を打つなど適切なリアクションを取ることも意識しておきましょう。
無言でじっと見つめているよりも、リアクションを取る方が好印象を与えられます。 また、頷いておけばいいだろうと考えてしまうと、面接官に意図が伝わらない可能性があるので注意してください。
理想的な相槌は、言葉に出しながら首を縦に振ることです。 行動と言動をセットにしておきましょう。
カメラに顔を向けるようにする
面接官の顔を見ていると、どうしてもカメラから目を離しがちになってしまいます。 しかし、その姿勢を続けていると、面接官からはずっと俯いているように見えるため、あまりいい印象になりません。 また、ディスプレイを複数使っている人は、横顔を常に見せてしまっていたと、いう事態は避けましょう。
オンライン面接で目を合わせることは難しいですが、できるだけ顔をカメラに向けておき、顔や表情が伝わりやすいようにしておくと対面でのコミュニケーションのように会話しやすいと感じてもらえるでしょう。
メモを取る際は一言伝えておく
メモを取ってもいいかわからない状況では、面接の冒頭でメモを取っていいか聞いておきましょう。 もし取っていいと言われた場合には、メモを取るタイミングにも気をつけてください。 面接官が話している最中でも、なるべく話を聞いている姿勢をとりながらメモが取れるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、オンライン面接における準備すべきもの・注意点の 2 つを紹介しました。
事前準備や注意点の理解をすることが、面接時の気持ちの落ち着きに繋がります。 これからオンライン面接をする機会があるという人は、面接に集中するためにも、ぜひこの記事を参考にして取り組んでみてください。
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