JavaScriptのおすすめの勉強方法は4つ!学習のロードマップや上達のコツを紹介します

転職活動Tips

JavaScript について勉強したいけれど、どこから手を付けていいかわからないという人は多いのではないでしょうか。

主に Web サイトの開発で使われる JavaScript を身につけておけば、自分でサイトを作ったりデザインしたものを実装することができるようになるでしょう。

この記事では JavaScript の勉強方法やおすすめの教材、学習のロードマップを紹介します。ぜひ今後のスキルアップに役立ててください。

エンジニアのコミュニケーションプラットフォーム「Qiita Jobs」

Qiita Jobsは、これまでつながりがなかった人とも話すことによって、刺激を受けたり新しい発見につながるきっかけを創出します。

Qiita Jobsに登録する

JavaScript の勉強方法

ひとくちに勉強方法と言っても、人それぞれ自分に合った効率的なやり方があるでしょう。 そこで、ここでは 4 つの勉強方法を紹介します。

できるだけ多くの勉強方法を知っておくと、スムーズに知識を身につけられるためよく理解しておきましょう。

本や参考書を読む

より詳細な知識を得るためには、本や参考書を読むことをおすすめします。 コードについて細かく書かれていたり、大枠をとらえたりするためには本や参考書は非常に役立つと言えるでしょう。

この時注意したいのが、その本や参考書が最新のものであるかどうかということです。 日々すべてがアップデートされていく業界であるため、一昔前の本だと参考にならない場合があります。 この本ではこのコードが有効だったのに、今は通用しないといったこともありえます。 本を参考にする時には、出版日にも気をつけておきましょう。

動画を見る

動画を見るのもひとつの手段です。 特に YouTube には多くの動画が投稿されていますから、わかりやすいと思った投稿者のチャンネルは登録して逐一チェックしておくといいでしょう。

また、ある程度慣れてきたら倍速で再生して頭に入れるのもおすすめです。 時短を意識し、少しでも早く JavaScript を身につけたいという人はぜひ試してみてください。 動画は山のように投稿されていますから、まずはチャンネル登録者数が多い動画からお試ししてみるといいでしょう。

学習サイト・アプリを利用する

学習サイトやアプリの最大の長所は、場所を選ばずに学習できるというところです。 特にアプリはスキマ時間に効率よく学べるというメリットがあります。

電車の中や会社の休憩時間など、手が空いた時間にすぐ立ち上げて問題を解いたり、説明文を読んだりできるため、非常に役立つ学習方法だと言えるでしょう。 読書に馴染みがない人もサクサク学ぶことができるでしょう。

タブレットを持っているとちょうどいい大きさで画面を見ることができます。 細かい字の羅列が苦手な人は使用するデバイスにもこだわってみるといいかもしれません。

プロや上級者に教えてもらう

プロや上級者といった、識者に教えを乞うのもいいでしょう。 プロはさまざまなセミナーを開いています。 その中には初心者向けのものも多いため、わかりやすく一から始めたいという人におすすめです。

ただし、デメリットとして多少の費用がかかるという点が挙げられます。 セミナーや講座は安価なものから高価なコースまで様々ですが、「自分には合わないな」と思うこともあるかもしれません。

後悔のない出費にするためにも、セミナーで取り扱う範囲や難易度などはあらかじめ調べておきましょう。

JavaScript の勉強におすすめの本・参考書 3 つ

ここでは JavaScript の勉強をする際に役立つおすすめの本と参考書を紹介します。 どの本を参考にすればいいのか迷っているという人はぜひ参考にしてください。

なお、書籍を購入するときはできるだけ近しい発刊年数のものを選ぶことをおすすめします。 技術がアップデートされたりトレンドが変わっていたりするため、数年前に発売された書籍を購入したい場合は注意しましょう。

『図解! JavaScript のツボとコツがゼッタイにわかる本 “超”入門編』

図解! JavaScript のツボとコツがゼッタイにわかる本 “超”入門編は、2021 年に発売された最新の JavaScript の入門書です。

イラストがふんだんに使われており、コードの書き方などがわかりやすく解説されているため初心者に最適だと言えます。

参考書は専門用語が羅列されていてとっつきにくい、という人も本著であれば難しさを感じないため、敬遠せずに取り組んでいけるでしょう。

JavaScript Primer 迷わないための入門書

JavaScript Primer 迷わないための入門書は、2020 年に発売された入門書です。

この本は単語についての解説が詳しいところが特徴で、初心者にありがちな「単語の意味がわからないからつまずいた」という壁を壊してくれるでしょう。

パーフェクト JavaScript (PERFECT SERIES 4)

パーフェクト JavaScript (PERFECT SERIES 4)は、入門レベルから専門的な内容まで網羅した実用的な 1 冊です。

図解のある本や初心者向けの本を読んだあとに、実際に手を動かすときに手元に置いておくといいでしょう。

ただし、2011 年発売の書籍なので、最新の内容を技術サイトや他の最新の参考書などで補いながら学習を進めることをおすすめします。

JavaScript の勉強におすすめの動画 2 つ

視覚や聴覚から頭に入れた方が得意だという人には動画をおすすめします。 ここでは YouTube の動画を 2 つ紹介します。

【JavaScript 入門】#1 JavaScript を始めましょう

【JavaScript 入門】#1 JavaScript を始めましょう」では JavaScript でできることを解説した動画です。 また、フロントエンド・バックエンドといった他の用語に関しても丁寧に説明してくれているため、初心者でもわかりやすい内容になっています。

超初心者だけが対象というわけではないため、中級者もおさらいのために自分が今使っている用語やプログラミングが正しいかどうかを確かめるのもいいでしょう。

【JavaScript 超入門講座】わずか 50 分で知識ゼロから基礎をマスター!

【JavaScript 超入門講座】わずか 50 分で知識ゼロから基礎をマスター!」は JavaScript について概要から実践的な内容までまんべんなく解説した動画です。

「文法の勉強もいいけど早く手を動かしてみたい」という人におすすめです。

Web 用語など、JavaScript の使い方について進める前に基本的な HTML や CSS についてもちょうどいいバランスで説明されているため、知っておくべき技術をしっかり把握することができるでしょう。

JavaScript の勉強におすすめの学習サイト・アプリ

JavaScript を勉強する際に効果的なのは学習サイトやアプリを使うことです。 動画と似たように感じるかもしれませんが、アプリはすぐに開くことができますしピンポイントで学ぶことができるものもあるため効率的な勉強方法を確立できます。

ドットインストール

ドットインストールはひとつ 3 分の短い動画でレッスンが区切られています。 短い時間しか時間がとれない人やスキマ時間を持て余してしますという人におすすめです。

段階的にレッスンを受けることができるため、わからないところをあやふやなまま先に進むことがないため、安心して取り組むことができます。

なお、プレミアム会員(1,080 円)になると直接講師のエンジニアに質問できるというシステムがあります。 あまり自信がないという人は、このシステムも利用してみましょう。

Progate

Progateは「初心者から、創れる人に」をコンセプトに App Store、Google Play からダウンロードできるアプリです。 JavaScript に関する知識はスライド形式で学ぶことができます。

また、HTML や CSS に関しても同時に学べるため、得るものが多いアプリのひとつだと言えるでしょう。

JavaScript の学習ロードマップ

JavaScript を学ぶと言っても、まず何から始めればいいのか、そもそもゴールはどこにあるのかわからないという人も多いでしょう。

やみくもに学習を始めても、行き詰ってしまったり、自分がどのレベルにいるのかわからなくなってしまったりすることが考えられます。

そこで、JavaScript を学ぶ際のロードマップを紹介します。 どのように進めばいいか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

開発環境を用意する

プログラミング学習やサイト開発をするにあたって、まずは開発環境を整えることが第一歩です。

文字やコードを記述するためのエディタツールと Web ブラウザを用意しましょう。 テキストエディタは Visual Studio Code がおすすめです。このテキストエディタは Microsoft のコードエディタで、デバッグのツールなど便利な拡張機能が充実していることが特徴です。

メモ帳でも問題ないですが、テキストエディタを使えばコードが見やすくなり、効率的にプログラミングをすることができます。

コードの書き方を学ぶ

次はコードの書き方を学びましょう。 JavaScript は基本的に繰り返しの処理や特定の条件において反応する処理などを行います。 直接定義、外部定義といった二種類の書き方がありますが、どちらも学習しておきましょう。

直接定義は直接 HTML ファイルにコードを書き記していくため、手間が省けるという特徴があります。 また、外部定義は HTML と JavaScript を別に書く方法です。 この方法を使うと、JavaScript の取り扱いが楽になります。

短いコードから書いてみる

知識が身についたら次は短いコードを実際に書いてみましょう。 書いてみることで、わかっていたと思っていたけれど実はわかっていなかったという部分が見つかることもあります。

いきなり長いコードを書こうとすると、混乱して正しいかどうかわからなくなってしまうため、まずは短いコードから挑戦していきましょう。

サイトを作ってみる

コードが書けるようになったら、サイトを作ってみましょう。 クオリティよりも、まずサイトを完成させることを優先してください。

初めからハイクオリティなものを作るよりも、基礎がしっかりできているものを作ることを意識しましょう。

正しい文法を使い、HTML・CSS を理解していれば基本的なサイトを作ることは難しくありません。 これまで学習してきたことを活かして、集大成としてサイトを作ってみましょう。

JavaScript を勉強するときのポイント

JavaScript を勉強するときには、これから紹介するポイントを意識しておくとスムーズに学ぶことができます。ぜひ参考にしてみてください。

HTML・CSS の知識はあらかじめ身につけておく

HTML と CSS の知識は必ず身につけておきましょう。 ここが基礎となる部分なので、これを飛び越えていきなり JavaScript を動かすことはできません。

HTML は文章を表示させる役割、CSS はそれを装飾するための役割を持っており、これらで構成されたコンテンツに動きを加えるのが JavaScript です。

プログラミング初心者は JavaScript の学習の前に理解しておくといいでしょう。

解説や動作の基本を身につけておく

解説を通して学んだことを自分のものにすることは非常に重要です。 あの解説と同じようにコードを書いていけばいいんだな、という動作の基本をすらすらとできるようになっておけば、実際にコードを書く時にもそれほど困ることはありません。

動作の基本は何度も解説を見るために戻らなくてもいいように、頭に入れておくといかもしれません。 動作の基本は全てに繋がります。重要だと思ったコードの書き方などは何度も繰り返し復習しておきましょう。

また、なぜその動作が必要であるのかも併せて確認しておきたいところです。

コードを書くことに慣れる

まずはコードを書くことに慣れることを第一目標にしましょう。 初めは時間がかかってしまい、もどかしい思いをするかもしれませんが、そこでくじけない気持ちが大切です。

コードは書いているうちにだんだん慣れていくものです。 最初からすらすら書けるものではないので、わからないところは随時確認しながら上達していきましょう。

何もわからないところから始めるのはなかなか難しいものがありますが、第一歩を踏み出せたという自信を持ってコードを書き続けていきましょう。

構文や命令の意味を理解する

JavaScript 特有の構文や命令について理解することも大事です。

それらをひとつひとつ覚えていくのは大変ではありますが、理解していけばスムーズにコードを書くことができるようになります。

JavaScript がどのような構文で形成されているのか、命令の出し方はどのように行われているのかをロジカルに考えていきましょう。

論理的思考力を身につける

コードを書いている時、どこかでつまずくとエラーが発生し正しく作動しなくなってしまいます。 そうした時に試されるのが論理的な思考力です。

どこにミスがあるのか、どこを改善すればいいのか、感覚に頼らず論理的に考える必要があります。

また、論理的思考力が試されるのは、ミスをした時ばかりではありません。 わからないと思った時に、なぜわからないのか、ここでどう書いていけば先に進むことができるのかを整理する時に論理的な思考能力を活かすことができます。

まとめ

いかがでしたか。この記事では JavaScript の勉強方法や勉強する時に押さえるべきポイントを解説しました。

JavaScript を身につけたい、学習方法を知りたいという人はぜひ参考にしてください。

エンジニアの転職支援サービスの Qiita Jobs では、求人を出している企業に対して日頃の学習状況をアピールすることができます。

普段 Qiita を使っていれば、どんなインプットやアウトプットをしているのかを具体的に伝えることができ、ポートフォリオの代わりとすることができます。 今後転職を考えているという人は、これを機に登録しておくことをおすすめします。

また、プロフィールを入力していると企業からスカウトを受け取れる可能性が高くなります。 日常の延長線上で転職を成功させたいと思っている人もぜひ登録してみてください。

Qiita Jobsに登録するプロフィールを書く

シェア

この記事が気に入ったらシェアしてください

カテゴリ

SNSをフォローする

記事をシェアする

Qiita Jobs Plus

エンジニアと企業のマッチングサービス

カテゴリ
運営
© 2021 Qiita Inc.