PHPエンジニアは転職しやすい?求人内容や必要なスキル、転職時のポイントを解説します

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PHP は学習しやすく、また、色々なサービス・企業で使われている人気のプログラミング言語です。

しかし、転職をするとなると、「PHP は本当に需要があるのか不安」「もっと活躍するためにはどうしたらいいかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか。

そのような人に向けて、この記事では、PHP エンジニアの需要やキャリアアップのために必要なスキルを解説します。

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PHP エンジニアは需要があるから転職しやすい

結論から言うと、PHP エンジニアの需要は一定あり、転職しやすいと言えます。

PHP は Web 開発の場でも広く使われているため、求人数が多い傾向にあります。 IT エンジニアの転職支援する Qiita Jobs では、4 番目に求人が多いプログラミング言語です。

順位言語
1 位JavaScript
2 位Java
3 位Python
4 位PHP
5 位Ruby
6 位TypeScript
7 位Swift
8 位Go
9 位Kotlin
10 位C#

(※2021 年 7 月 28 日時点の Qiita Jobs に掲載されている求人のうち、PHP を使用すると記載されている求人の数を元に算出)

開発環境や学習環境が整っているなど使用されやすい言語であるため、新しい言語が登場しても需要があるのが現状です。

次の章では、スタンダードな言語の一つとも言える PHP を扱うエンジニアが転職で求められるスキルについて解説します。

PHP エンジニアが転職で求められるスキル

PHP エンジニアが転職で求められるスキルは主に以下の 5 つです。

一つずつ確認していきましょう。

PHP のフレームワークやライブラリの知識

PHP についての知識や技術はもちろんですが、PHP を使う時に必要なフレームワークやライブラリの知識を持ってることは重要です。

例えば下記のようなものを知っているといいでしょう。

ライブラリ

  • Symfony Console Component
  • Symfony Finder Component
  • Psr/log
  • Monolog
  • Guzzle

フレームワーク

  • Laravel
  • CakePHP
  • Symfony
  • CodeIgniter
  • ZendFramework

PHP 以外のプログラミングスキル

PHP 同様に Web アプリケーションで使用される Ruby や Python、Web・モバイル・デスクトップのアプリケーションから基幹システムまで幅広く使われている Java など、PHP 以外の言語を扱えるスキルもあるといいでしょう。

フロントエンドの知識・技術

サイト開発に携わるのであれば、フロントエンドの知識や技術を身に着けておくことをおすすめします。

HTML や CSS などマークアップで使う技術や JavaScript を扱えるといいでしょう。

サーバーやデータベースの知識・技術

データを読み込んだり表示させたりするためにはデータベースやサーバーの知識が不可欠です。 Apache のような HTTP サーバー、SQL などのデータベースの知識を身につけておくことをおすすめします。

プロジェクトマネジメントのスキル

最後はプロジェクトマネジメントのスキルです。

より高い年収やキャリアアップを目指すのであれば、マネジメントスキル があると転職で有利になるでしょう。

このようなスキルを身につけて幅広い範囲に対応できる技術力を持ち、高い視点を持ってプロジェクトの管理や進行を行えれば、希少性のあるエンジニアになれるでしょう。

PHP エンジニアの求人の年収と業務内容の例

ここでは、Qiita Jobs に掲載されている PHP を扱うエンジニアの求人の例から、年収や業務内容を紹介します。

バックエンドエンジニア

年収 600~900 万円の求人では下記のような業務をすることが求められています。

  • 新規サービス・ビジネスの立ち上げ・要件定義・設計・開発・運用
  • エンジニアチームのチームビルディング・マネジメント・組織作り

Web アプリケーションエンジニア

年収 490 ~ 730 万円の求人では下記のような業務をすることが求められています。

  • 新規・既存を問わない WEB アプリケーション開発
  • 開発プロセスの最適化とチームビルディング
  • ソースコードレビューやメンタリングを含めたメンバー育成
  • 中長期を見据えた言語・開発環境・ツールなどの技術選定
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PHP エンジニアは在宅案件もある

PHP を扱う案件や職種は在宅勤務が可能です。

これまでは「インフラエンジニアやサーバーを扱うエンジニアは在宅勤務ができない」というケースもありました。

しかし、新型コロナウイルス感染防止のために在宅勤務が世間一般に広まったことや、クラウドサーバーでの開発が普及したことにより、在宅勤務ができるエンジニアが増えています。

在宅勤務を転職の希望条件に要れる場合は、求人に応募する前に在宅勤務が可能かどうかをしっかりと確認しておきましょう。

転職を成功させるならポートフォリオを作るのがおすすめ

PHP エンジニアとして転職を成功させるなら、ポートフォリオを作ることをおすすめします。 ポートフォリオがあれば応募する企業が求めるスキルやレベルを満たしていることを的確に伝えることができるからです。

PHP を用いてポートフォリオを作るのであれば、ブログや EC サイトを模したようなページがおすすめです。

ブログでは自己紹介ができるだけでなく、サイト開発に関するスキルを一通り身につけいるという証明ができます。

EC サイトではより実践的な技術を持っていることを証明できます。 例えば、商品の検索機能やログイン機能、お問合せフォームなどを実装がきれば、即戦力として活躍できることをアピールできるでしょう。

エンジニアのポートフォリオを作るメリットや参考サイトをまとめた記事があるので、ポートフォリオを作ったことがないという人はぜひ参考にしてください。

転職活動Tips

【参考あり】エンジニアのポートフォリオってどんなもの?作り方のポイントも解説します!

エンジニアとして転職活動を始めるに当たって、ポートフォリオを用意する人は一定いるようです。一方で、「ポートフォリオはあった方がいいの?」「どんなポートフォ…

まとめ

いかがでしたか。

この記事では、PHP エンジニアの需要や、 PHP エンジニアが転職で求められるスキルについて解説しました。

PHP を扱うエンジニアとしてもっと活躍したいという人は、さっそく転職活動を初めて見ましょう。

Qiita Jobs では、Qiita での普段の学習履歴をポートフォリオにすることができます。 「転職するのはもう少し先でいい」という人でも、Qiita Jobs に登録してプロフィ―ルを入力しておけばいつでも転職のチャンスを掴めます。

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