セキュリティエンジニアはきつい?仕事内容・年収・スキル・資格について解説します

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セキュリティエンジニアは将来性もあり、近年需要が高まっている職種です。 しかし、その実態をよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

また、セキュリティエンジニアとしてキャリアアップを目指したいと考えているけれど、そのために何が必要なのか、どんなことが求められるのかよくわからないという人もいるでしょう。 この記事では、セキュリティエンジニアの仕事内容から、年収・スキルなどについて解説していきます。 ぜひ参考にしてみてください。

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セキュリティエンジニアの仕事内容

この章では、セキュリティエンジニアの仕事内容について紹介します。 企業や配属されるチームによって詳細は異なることがあるので、参考程度に確認してみてください。

企画・提案

まず、クライアントが何を求めているかを把握します。 それを元に企画を立て、どういったアプローチや対策をとるのかを提案していきます。

設計

実際にネットワーク上で正しく動作できるような設計を行うことが求められます。 設計の時点で整合性が取れていないと、のちのち大きな障害が発生してしまいます。慎重に進められるといいでしょう。

実装

ネットワーク上だけではなく、サーバーや OS なども含めて作動するセキュリティシステムを作り上げることが求められます。 安全を守れるようなセキュリティシステムを実装しましょう。

テスト

実装が完了したら、セキュリティシステムのテストを行います。 その中で改めてシステムに脆弱性がないかを確認し、対策を講じるのもセキュリティエンジニアの重要な役割です。

運用・保守

実際にシステムを導入した後は、不具合や外部からの攻撃などを受けた場合に備え、素早く対応できるかどうかを確認していきます。 この運用・保守を継続することが、セキュリティシステムの価値の向上に繋がります。

セキュリティエンジニアがきついと言われる理由 3 つ

「セキュリティエンジニアの仕事はきつい」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。 では、なぜそのように思われているのでしょうか。 この章では、その理由を 3 つ紹介します。

迅速な対応が求められる

セキュリティエンジニアに必要なのは、迅速に的確な対応をする力です。 外部からの攻撃を受けた場合、原因の特定や解決方法の特定に長い時間が経ってしまうと、悪影響が及ぶ範囲が広がってしまいます。 何が起きても迅速に、確実に対応しなければならないというプレッシャーがきついと感じる人も多いようです。

背負うリスクが大きく、責任が重い

セキュリティシステムを突破された場合、個人情報や企業機密などが漏洩してしまう可能性があります。 セキュリティエンジニアはそれを未然に防がなければならないため、背負うリスクが大きいと言えます。 セキュリティシステムが正しく動作しなければ、すぐに攻撃されてしまうかもしれないという責任の重さも精神的な負担に繋がっているようです。

最新情報や知識を常に把握する必要がある

サイバーテロやハッキングなどは、日に日に新しいものに変化しています。 そのため、それに対応するための最新の知識を常に身につけていく必要があります。 常に最新の情報にアップーデートし続けることは容易ではありませんし、いくら覚えても次々と新しい手口が増えていくため学習をやめることができません。 このように、いつも最新の情報や知識を把握し、動き続けていかなければならないという点もセキュリティエンジニアの大変なところです。

セキュリティエンジニアの年収は 559.3 万円

厚生労働省の「職業情報提供サイト」によると、セキュリティエキスパート(オペレーション)の年収はおよそ 559.3 万円です。 月額に換算すると、およそ 28 万円~ 29 万円ですが、実際は、資格の有無で年収や評価が異なることもあります。 企業によっては資格手当を出すところもありますし、資格を持っていることで高く評価されることもあります。 高く評価されることで、転職活動を有利に進めることができます。 また、その際に年収アップの交渉を行ってみてもいいでしょう。 資格を持つことで、自分の市場価値を高めていきましょう。 自己研鑽をし、スキルアップを続けていけば年収を上げていくことは難しくありません。 モチベーションを保ちながら業務に取り組んでいきましょう。

セキュリティエンジニアに求められる知識・スキル 6 つ

この章では、実際にセキュリティエンジニアに求められる知識とスキルを 6 つ紹介します。 セキュリティエンジニアになるためには、知識とスキルの両方を兼ね備えていなければなりません。 現在の自分の能力を把握し、足りない部分を補っていきましょう。

情報セキュリティに関する知識

セキュリティエンジニアとして働くのであれば、情報セキュリティに関する知識は必要です。情報セキュリティとはどういうもので、どんな状態を目指すべきなのかなど、その目的や考え方など知っておきましょう。

サーバーに関する知識

情報を多く蓄えているサーバーは、外部から攻撃される可能性はかなり高いと言えます。 サーバーへの攻撃を想定して、対処するためにはサーバーに関する知識を十分に持っていなければなりません。

ネットワークに関する知識

ネットワークは常に新しいものへと変化を続けています。 そのため、今持っている情報や知識は次第に古いものとなってしまいます。日々キャッチアップを怠らず、新しい知識を吸収し続けることが求められます。

クラウドに関する知識

近年、クラウドに対する注目度は高まり続けています。 クラウドサーバーに移行する企業も増えているため、最低限の知識は常識だと考えていいでしょう。

OS に関する知識

OS に関する知識も持っておきましょう。 OS の種類は多岐にわたるため、全てを学ぶのは難しいと感じるかもしれませんが、OS の知識はサーバーの知識とも連動しているため、ぜひ勉強しておきましょう。

IT や情報の取り扱いに関する法律の知識

セキュリティエンジニアは、IT や情報関連について法律を確認する必要があります。

気づかぬうちに不正アクセスとなってしまっていた、というようなことがないように気を付けましょう。 個人情報などの扱いや不正アクセスに関する法律などについても勉強しておくことをおすすめします。

セキュリティエンジニアに向いている人の特徴 5 つ

この章では、セキュリティエンジニアに向いている人の特徴を 5 つ紹介します。 セキュリティエンジニアとして働いていく上で大切なのは、どのような姿勢で業務に取り組むことができているのかということです。 向いている人は、その姿勢がきちんとできている人だとも言えるでしょう。

コミュニケーション力がある

セキュリティエンジニアは、クライアントとのやり取りを行います。 そのため、優れたコミュニケーションスキルが求められます。 もちろんクライアントだけではなく、現場の声を聞くことも大切です。

クライアントと現場、両方とコミュニケーションをとり、お互いが納得する着地点を模索するのもセキュリティエンジニアの大切な役割です。 どちらか一方だけの要望を聞くのではなく、双方に丁寧な聞き込みをし、要望を深堀していくことが必要となります。

論理的思考力がある

なぜその事態が起こったのか、それに対する解決策は何なのか、ということを論理的に考える力も必要です。 また、それは時に他のエンジニアに仕事を振り分けるときにも役立ちます。 論理的に現在起こっていることをロジカルに捉えられる人はセキュリティエンジニアに向いているでしょう。

法令順守の意識がある

IT 関連の法律は近年増えてきています。 サイバー犯罪に関する法律はもちろん、プライバシーを守るための法律などに関しても詳しくないと、セキュリティエンジニアは務まりません。 どのような法律がセキュリティに関連しているのか、どういった場合にどの法律が適用されるのかを知っておく必要があります。

細部まで配慮できる

セキュリティエンジニアには細部まで配慮することができる慎重さが求められます。 緻密性が求められ、常にセキュリティが破られないように監視している中で、少しの異変も見逃さない集中力や、細部までミスなく対処するスキルは必要不可欠だと言えるでしょう。

柔軟性がある

セキュリティエンジニアには、さまざまな攻撃の手口に対応するためのスキルが求められます。 サイバー攻撃の手口は日々変わっていきます。 ひとつの方法にこだわっていては、それらに正しく対処することはできないでしょう。 そのため、柔軟に解決策を見出すスキルが必要となります。 これは新しい知識を仕入れ続けることとセットで意識しておきたいところです。

セキュリティエンジニアにおすすめの資格 3 つ

この章では、セキュリティエンジニアにおすすめの資格を 3 つ紹介します。 どの資格を取ろうか迷っている人や、セキュリティエンジニアに必要な資格がわからないという人はぜひ参考にしてみてください。

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定はシスコ社が主催している資格試験です。 様々なランクに分かれており、上位に行けば行くほど難易度は上がりますが、資格としての価値も高まります。 IT エンジニア全般におすすめしたい資格の一つですが、現在よりも更に上位のセキュリティエンジニアとして活躍したい人におすすめの資格でもあります。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は IT エンジニアに欠かせない資格だと言えます。 IT の安全・安心を支えるセキュリティの番人として、情報セキュリティに関する知識や技能を有するものとしての証明となります。 ネットワークに関わる以上、どのような形であれセキュリティについて知識を持っておく必要はあります。 その中でも特にセキュリティエンジニアは深くセキュリティの知識や技能を必要とするため、この資格は必ず取っておきたいところです。

CompTIA Security

CompTIA Security は、セキュリティスキルや知識に特化しているため、セキュリティエンジニア向けの資格だと言えます。 この資格に合格すると、セキュリティ全般の設定や運用における対策などが身についていることの証明になります。 セキュリティに特化していることを証明するための資格なので、ぜひ取得しておきましょう。

また、これらの資格のほかにも多くの資格があります。 こちらの記事を参考にしてください。

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セキュリティエンジニアのキャリアパス

この章では、セキュリティエンジニアのキャリアパスについて紹介します。 セキュリティエンジニアを経て、その後どのような働き方をしていきたいか考えている人はぜひ参考にしてみてください。

セキュリティコンサルタント

セキュリティコンサルタントは、クライアントとなる企業にセキュリティ面からアドバイスを行います。 セキュリティ面が脆弱であったり、対策が十分練られていなかったりする企業に積極的に働きかけることが目的となります。 セキュリティコンサルタントの名の通り、セキュリティに関する知識を存分に発揮できる職種であるため、セキュリティエンジニアを経て転向するには最適な職種だと言えるでしょう。

セキュリティアナリスト

セキュリティアナリストは、外部からの攻撃を受けた時にどのような攻撃が行われたのかを分析する職種です。 瞬時に攻撃元を探り当て、適切な処置を施さなければいけないため、セキュリティエンジニアとしての経験を活かすことができる職種だと言えます。 ただし、業務の難易度はかなり高いため、スキルに十分な自信がついてから転向することをおすすめします。

ホワイトハッカー

ホワイトハッカーは有害なハッキングからデータベースやサーバーを守る職種です。 ハッカーと聞くと攻撃を加える側のように思えてしまうかもしれませんが、ホワイトハッカーはその知識とスキルを活かして有害なハッキングを防ぐことが仕事となります。

セキュリティエンジニアの需要は高く、将来性もある

情報セキュリティは日に日に重要視されるようになっています。 個人情報の漏洩の防止や、ウイルス感染防止の対策がされたり、法整備が次々と整えられたりしていることからも、セキュリティエンジニアの需要が高まっていることがわかります。 セキュリティエンジニアは将来性のある職種だと言えるでしょう。

未経験からもセキュリティエンジニアを目指す場合の注意点

未経験からセキュリティエンジニアを目指すことは難しいでしょう。 まずはネットワークエンジニアや、サーバーエンジニアを目指し、そこからセキュリティエンジニアに転向することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、セキュリティエンジニアの仕事内容や必要なスキル、将来性について解説しました。

セキュリティエンジニアは、日々進化する IT 環境の中でシステムを守るために必要不可欠な存在です。迅速で正確な対応が求められるため、大変ではありますが将来性の高い仕事と言えるでしょう。

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