初めてでも大丈夫!ライトニングトークが上手くいくコツ10個を紹介します

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ライトニングトークに挑戦したいけれど、どうやって準備すればいいのか、そもそもライトニングトークの定義がわからないという人は多いのではないでしょうか。

この記事では、ライトニングトークとはどんなものなのかという内容から、ライトニングトークを上手く話すためのコツを紹介します。

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ライトニングトークとは短いプレゼンのこと

IT 系の職種に就いた人は、このライトニングトークという名前をよく耳にしているでしょう。 ライトニングトーク(Lightning Talk)とは、約 3 分から 5 分にかけて行われる短いプレゼンを指します。

プレゼンと聞くと大掛かりなものを想像してしまい、準備が大変そうだと感じる人もいるかもしれませんが、ライトニングトークは普通のプレゼンよりも気軽に取り組める長さ・情報量・テーマで行われることが多いのが特徴です。

ライトニングトークで場慣れしておけば、長いプレゼンにも強くなるというメリットもあるため、機会を見つけてぜひ挑戦してみてください。

また、ライトニングトークでは話すだけではなくスライドを作ることになります。 スライド作りのセンスを磨いたり、経験を積んだりすることができるため、これもいい練習になるでしょう。

ライトニングトークに参加するメリット

この章では、ライトニングトークに参加する具体的なメリットについて紹介していきます。

プレゼン力が身につく

ライトニングトークを行うことによって、情報をまとめる力をつけることができます。 普段さまざまな情報をインプットしていたとしても、それをアウトプットする機会がないと、頭の中で整理することが難しくなってしまうでしょう。

発表することを意識して情報を集めていくことで、自然とそれらを整理する力も身につけることができます。 また、相手にわかりやすく伝える力も向上することができます。

ライトニングトークは短い時間の中で聴衆に自分が言いたいことを伝えなければなりません。 わかりやすく話すためにはどうすればいいか、スライドの構成はどうすればいいかといったことを論理立てて考えられるようになるため、伝える力を鍛えることができます。

加えて、人前で話す力もつけられます。 ライトニングトークは短時間で終わるため、人前で話すのが苦手だという人にこそ挑戦してほしいプレゼンです。

長い時間注目されると緊張してしまうという人も、3 分~ 5 分程度であれば回数をこなすうちに場慣れし、人前で話すことが以前に比べて容易になります。

自分について知ってもらう機会になる

ライトニングトークは、難しい話をするだけの場ではありません。 自分がどのような仕事をしていて、どういうことを考えているかなどを聴衆に理解してもらう場だと考えましょう。

趣味や特技といった個人的な話ができるのもライトニングトークのいいところです。 重要なのは、自分が「これを伝えたい」と思うことをテーマにするということです。 全く興味がないことを話そうとしても、聴衆には熱意が伝わらず、双方ともに無意味な時間でしかなくなってしまいます。

まず自分が皆に伝えたいこと、話していて楽しいと感じられることを考えましょう。 テーマはそこから生まれてくるものなので、無理に取り繕うべきではありません。

ライトニングトークの資料をわかりやすくするためのコツ 6 つ

この章では、ライトニングトークの資料をわかりやすく作るために意識したい 6 つのコツを紹介します。

一番伝えたいことを決める

まずはテーマの核となる部分を決めましょう。 何となくこれを伝えたい、と中心部分が曖昧なまま準備を始めてしてしまうと、話のどこに軸を置くべきなのかわからなくなってしまいます。

伝えたいことは優先順位や話す順番を決めておいて、それに従って資料作りを進めていきましょう。

また、ライトニングトークは短時間しか与えられないプレゼンですから、長々と話すことはできません。 短い時間の中で伝えたいことを話すことができるように、余計な部分はそぎ落としていきましょう。

PREP 法で書く

ライトニングトークで重要なのは、PREP 法で書くということです。 PREP 法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の順に文章を構成していく方法を指します。

初めに結論を述べることによって、聴衆は一気に理解を深めることができ、これから始まるプレゼンの肝が何であるかを把握しやすくなります。 何が言いたいのかわからない話し方をしてしまうと、聴衆に話の内容を印象付けることができません。

自分の伝えたいことを正確に伝えるためにも、一番伝えたいメッセージを初めに言うことを心掛けましょう。

一つのスライドの文字数は少なくする

一つのスライドの文字はできるだけ少なく、簡潔にまとめましょう。 あれもこれもと情報を詰め込んで、文字数が多くなってしまうと、読みにくいスライドになってしまいます。

スピーカーの話を聞きながらスライドからの情報を読み取るとなると、聴衆に話を即座に理解してもらいにくくなってしまいます。

一つのスライドに大量の文字を詰め込まないように気をつけましょう。 あくまでもトークの補助的な役割を果たすものだと考えると作りやすくなります。

文字は見やすい大きさにする

スライドの文字は聴衆全員が見やすいフォントサイズしましょう。 デザイン性を重視すぎるあまり小さくしたり、この方が見やすいだろうと大きくしたりしないように気をつけてください。

適度な情報量を保ちつつ、聴衆がぱっと見て理解できるような文字の大きさを意識してください。

配置を整える

テキストや図・グラフなどの配置にも気を配りましょう。 文字の改行やインデントの位置は、伝わりやすさに特に影響します。

また、テキストは図と関係のある場所に配置し、その図が何を意味しているのか一目でわかるようにする必要があります。

色を使い過ぎない

スライドを作成するときには、使う色は絞りましょう。 メインで使う色、メインの色を際立たせる色、強調したいときに使う色など、目的をもって3 色程度にとどめることをおすすめします。

色の情報が多いとかえって読みにくくなってしまう恐れがあるためです。

聴衆がトークにも耳を傾ける余裕を持つためには、見やすいスライド作りが欠かせません。 カラフルにしたから見やすいだろうと考えるのではなく、あくまでも強調したい部分や補足したい部分に装飾するようにしましょう。

ライトニングトークで話す時のコツ 4 つ

この章では、ライトニングトークで話す時に役立つ 4 つのコツを紹介します。 これからライトニングトークに挑戦したいと考えている人も、ライトニングトークのスキルをさらに向上させたいと考えている人も、ぜひ参考にしてみてください。

時間配分に気をつける

ライトニングトークは持ち時間が少ないところがメリットであり、同時にデメリットでもあります。 あらかじめ何分間でどの内容を話すか、内訳を考えておかないと、最後まで話したいことを話しきれずに終わってしまうことも考えられます。

先ほど紹介した PREP 法に基づいて話すのであれば、具体例の部分を詳細に話そうするあまり、他の部分に時間を十分に割けないといったことが起きてしまいます。簡潔に短く話すことが重要です。

話すスピードや口癖に注意する

プレゼンをするときは、聴衆が聞き取りやすいスピードで話しましょう。時間がないことに対する焦りや、聴衆に見られているという緊張から、つい早口になってしまったり活舌が悪くなったりしてしまうという人も少なくはないでしょう。

せっかく丁寧に準備をしてきたのですから、最後まできちんと伝えられるようにしましょう。 また、話している最中は口癖が出ないように気をつけましょう。 あまり文脈において意味のない言葉や同じ表現を何度も連発してしまうと、聴衆はそちらに気を取られてしまいます。

話すスピードや口癖はライトニングトークにおいて大きなポイントになるので、十分注意しておきましょう。

聞き手をまんべんなく見て話す

聴衆すべてに語りかけているということを忘れないように、全員をまんべんなく見ながら話しましょう。 作った資料だけを見て話すのではなく、聴衆とのコミュニケーションを意識して話すようにしてください。

じっとスライドだけを見たり、視線を一点に集中させたりするのではなく、常にひとりひとりに目を向けていきましょう。 そうすれば、堂々として見え、自然に話しているという印象を与えられるでしょう。

リハーサルをして自信をつける

いきなり本番に臨むというのはハードルが高いものです。 まだライトニングトークに慣れていないという人は、念入りにリハーサルをしておきましょう。

リハーサルをすることで時間の感覚をつかむこともできますし、不足している部分や時間調整をすべき箇所を洗い出すこともできます。 リハーサルを重ねて改善をし、万全の状態で本番を迎えられるようにしましょう。

ライトニングトーク資料の参考例 3 つ

ここでは、エンジニア・デザイナーがライトニングトークのための用意した資料を 3 つ紹介します。 どのようにプレゼン資料を作ればいいかわからないという人は、参考にしてみましょう。

また、Qiita では「スライドモード」を使ってプレゼン資料を作成することもできます。

マークダウン記法で話したいことをまとめられる便利な機能なので、ぜひ活用してください。

まとめ

いかがでしたか。この記事ではライトニングトークの内容やコツについて紹介しました。 IT 業界で働くのであれば、今後ライトニングトークに挑戦する機会は少なからずあるでしょう。

ライトニングトークは限られた時間の中で自分の伝えたいことを明確に相手に伝えなければなりません。 初めは難しいと感じるかもしれませんが、何度も練習し、経験を積むことで必ず上達します。 ぜひ、この記事のコツを参考にしてライトニングトークの経験を積んでみてください。 Qiita Jobs では、エンジニアの転職を支援するため多くの IT 企業の求人を紹介しています。

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また、自分が話せることを他の企業に積極的に伝えるチャンスを作っておくことで、キャリアアップにつながるかもしれません。

今後のキャリア形成のための選択肢の一つとして Qiita Jobs に登録してみてください。

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