「Qiitaでのアウトプットをちゃんと転職に活かせる点がいい」Mobility Technologiesへの転職者インタビュー
今回は、日本のモビリティ産業をアップデートする様々な IT サービスを提供する、株式会社 Mobility Technologies に転職された 2 人のエンジニアにお話を伺いました。また採用担当の 2 人にも、インタビューに同席いただきました。
転職先企業:株式会社 Mobility Technologies
「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げる株式会社 Mobility Technologies では、2020 年 9 月よりスタートしたタクシーアプリ『GO』をはじめ、タクシーのビジネス利用に特化した法人向け管理サービス 『GO BUSINESS』や、タクシーフードデリバリー専用アプリ『GO Dine』、交通事故削減を支援する次世代 AI ドラレコサービス『DRIVE CHART』など様々なモビリティ DX を展開している。
転職者プロフィール
神田 佳積(かんだ かづみ)
株式会社Mobility Technologies
開発本部 ソフトウェア開発部 バックオフィス管理画面グループ
新卒で外資系アナリティクスプラットフォーム を開発・販売している会社に入社。退社後はプログラマ及びシステムエンジニアとして客先等にて受託開発に関わる。2022年2月より現職 。
飯塚 勇貴(いいづか ゆうき)
株式会社Mobility Technologies
開発本部 ソフトウェア開発部 バックオフィス基盤グループ
スタートアップ企業でECアプリの新規開発を経験。 APIの設計開発をメインに、AWSを用いたインフラの構築も担当する。 その後別会社にてスクール事業向けシステムの開発にジョインし、 バックエンド、フロントエンドの設計〜運用まで担当。 その中で、Rubyのメジャーバージョンのアップデートやシステムのパフォーマンスチューニングなども行った。
採用担当者プロフィール
待鳥 了(まちとり りょう)
株式会社Mobility Technologies
開発本部 ソフトウェア開発部 副部長
大規模SNSやソーシャルゲームの開発運用、PL含めたプロダクトマネジメントを経験。国内・ベトナムに在籍するエンジニアも含めたマネジメント、キーワード広告などを考慮したシステム設計、日本初ネイティブXMLデータベースの開発に携わり、関連文書検索エンジンの開発にも参加。2020年4月に株式会社Mobility Technologiesに入社し、ソフトウェア開発部副部長と開発GLを担当。
若色 拓磨(わかいろ たくま)
株式会社Mobility Technologies
ヒューマンリソース本部 人事部 採用グループ
大学卒業後、新卒で会計システム開発会社でシステムコンサルティングを経験。その後サーキュレーションに転職し、toB向け新規開拓/コンサルティングを行う。2019年11月に株式会社divに転職し、人事領域全般を担当。2021年7月にMobility Technologiesに転職しエンジニア領域の採用を担う。
Qiita Jobs を通じて 2022 年 2 月に入社した 2 人
--まずはお二人のこれまでのご経歴を教えてください。
飯塚:
エンジニアとしてのキャリアは、3 ヶ月ほどのインターンで EC を作るところから始めました。そこでは Ruby on Rails と AWS を使って、インフラ面の立ち上げも含めて作っていきました。その後は、教室事業を行っている会社で、クライアント向けのものから社内向けのものまで、様々なシステム全般を、フロントエンドからバックエンドまで一貫して全部携わっていました。
神田:
新卒では外資 IT 企業で 2 年ほど、テストを中心にやっていまして、その後別の会社でプログラマーとして、Windows アプリの開発から入りました。そこから Java を使うようになり、フレームワークとしては Spring boot、データベースとしては Oracle、MySQL、PostgreSQL などを使っていました。他にも、PHP や Python を触っています。Mobility Technologies で使っている Go については、前職で軽くいじる程度でしたね。10 年ほど、主に常駐でプログラミングをやってきました。
--Mobility Technologies にはいつ入社されて、現在どのような業務をされているのでしょうか?
飯塚:
2021 年 11 月に選考を受けて、2022 年 2 月に入社しました。今は、メインは決済基盤システムの運用保守や開発で、この他に支払い請求基盤の保守改修・開発も行っています。
神田:
自分の場合は、年末に選考を受けて、飯塚さんと同じ 2022 年 2 月に入社しました。現在は、電話の配車システムと乗務員用のアプリを連携するメッセージアプリの運用や、それに付随して位置情報を保持するシステムの運用保守も担当しています。
実際のユーザーとしての原体験からチャットリクエストに興味を持った
--転職活動を始められたきっかけや、Qiita Jobs を使い始めた理由を教えてください。
神田:
実は去年の夏から休職をしていまして、たまたま秋口に周りの人と会う機会が増えたことから、働くって楽しいなと思って転職をしようと思いました。そんな中、求人媒体を探している中でたまたま Qiita Jobs を見つけまして、Qiita 自体はアカウントしか持っていない状態ではありますが、良さそうなので使うようになりました。
飯塚:
僕の場合は、自分が担当していた大きな開発プロジェクトに区切りがつきそうだったので、このタイミングでいいご縁があったらと思い、試しに Qiita Jobs に登録したというテンションでした。
--なるほど。会社を見るときには、どんなことを重視されていますか?また、なぜ Mobility Technologies に興味をもたれたのでしょうか?
神田:
これまで受託開発として顧客先にいることが多かったので、会社の事業部のサービス開発に携わりたかったのが一番のポイントでした。また、実はブランドに関わらずタクシーアプリはよく使っていまして、実際のユーザーとしての原体験もあったことから、チャットリクエストをいただいた時に「まさか!」って思いました。
飯塚:
技術スタックが現代的であるか、興味のある技術を使えるかを見るようにしています。僕の場合、大規模な toC サービスに携わりたく、社会基盤になるようなサービスがいいなと思っていたので、「GO」を提供している Mobility Technologies の求人がいいなと思って「気になる」を押しました。
--採用担当のお二人にもお聞きしたいのですが、チャットを送る時の第一印象は覚えていますか?
待鳥:
飯塚さんは「気になる」を押してくれたこともあって、すぐに僕が対応したことを覚えていますね。
飯塚:
特に何も返ってこないだろうと思ったら、すぐに返事がチャットできたので驚きました。他の会社は何日も経ってから返ってくる感じだったので。
--候補者からのアクションに対しては、基本的にはすぐに反応しているんですか?
待鳥:
そうですね。基本的には当日中に反応するようにしています。
若色:
反応が遅いと「もういいかな」となるので、スピード感は大事にしています。
待鳥:
あと神田さんについては、Go のキャッチアップとして親和性の高い Java で知見ある方を探していた際に、たまたまヒットしてチャットリクエストをお送りしました。
イレギュラーな選考の流れと、イレギュラーな採用判断
--選考はどうやって進んでいったのでしょうか?
待鳥:
神田さんは、スカウトを送ったタイミングで他の会社の最終面接結果待ちという状況だったので、イレギュラーな流れとして、最初に開発本部長の惠良(えら)との面接を設定しました。通常なら最終面接で登場する人間です。
若色:
そのあとで通常の一次面接を実施して、会社理解のための説明を私の方から行いました。
神田:
本来は最終選考でいらっしゃる方がきたので、すごくびっくりしましたね。
--通常の選考フローはどのように進んでいくのですか?
若色:
書類選考 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接という流れです。今回の神田さんのケースだと、この流れでやったら他の会社に決まってしまう可能性が高かったので、イレギュラーな形で進めました。
--なるほど。選考を通じて、お二人をどのように評価されて内定を出されたのでしょう?
待鳥:
神田さんについては、申し分のない実績だと感じました。また飯塚さんについては、ポテンシャルを見込んで採用しました。実は現時点で、飯塚はエンジニアの中で一番若いメンバーなんです。会社としては、まだ十分に育成できる体制が構築できておらず、基本的には即戦力を求めて採用をしています。それに対して飯塚は、Go の経験はなかったのですが、それまで泥臭い開発を積極的にしていて、大学で C 言語もやっていたことから、「このガッツだったらいける」と思って内定を出すことにしました。
飯塚:
気合を買ってもらえたと思っています。
若色:
そういう意味では、神田さんは選考フローがイレギュラーで、飯塚さんは採用判断がイレギュラーだったと言えます。
--内定に対して、入社を決めたポイントは何だったのでしょうか?
神田:
純粋に、今まで同じ業界のアプリを使っていたこともあって、中の人として頑張りたいなと思って入社を決めました。
飯塚:
待鳥さんによるカジュアル面談の時に、もし入社したらどの技術を使ってどの部署のどんなことをやるのかと、かなり具体的に入社後のことを教えてもらったので、働き方がとてもイメージしやすいのが大きかったです。また、面接をしてくれたメンバーもすごくいい人ばかりだったので、その辺りをトータルで判断して入社を決めました。
やりとりがチャットなのでスムーズに選考が進んだ
--転職に成功された立場として、Qiita Jobs を使った感想を教えてください。
神田:
Qiita Jobs ではチャットという手段を使って興味のある企業とやりとりをしていけるので、とてもスムーズに選考を進めることができると感じました。一方的なやりとりじゃない点がいいなと思います。
飯塚:
一番の良い点は、Qiita でのアウトプットをちゃんと転職に活かせる、ということだと思います。あとは、企業によっては連絡をすぐに返してくれるので、それも嬉しいですね。
--キャリアアップの観点だといかがでしょうか?
神田:
もう、とても満足です!
飯塚:
僕はまだ 25 歳の若輩者なので、大きな方向性の指針というものはないのですが、単純にできることが増えていく環境がいいなと思っています。
--ありがとうございます。それでは最後に、現在転職活動をされている方、もしくは転職を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします!
飯塚:
Qiita をしっかりと書いている人は、かなり有利になると思いました。なので、Qiita でアウトプットの習慣がある方は、使ってみて損はないと思います。
神田:
私自身は Qiita を使ってはいませんが、他の SNS なども含めて、色々な観点でエンジニアとしての実績をちゃんとアピールできて、企業がそれを見つけてくれるようになっていると思うので、とても良い媒体だと思いました。
編集後記
インタビューで飯塚さんがおっしゃっていた通り、Qiita Jobs を使っている企業様は、同じブランドということもあって基本的に Qiita でのアウトプットをしっかりとご覧になっています。つまり、アウトプットがそのまま職務経歴書的な情報の一つとして参照されることになります。日常的に Qiita で発信をされている方は、ぜひ Qiita Jobs も活用されてみてはいかがでしょうか。通知も Qiita 上に届くので、最小限の手間で良い出会いがあるかもしれません。
採用担当者目線でのインタビュー記事はこちら
取材/文:長岡 武司 撮影:太田 善章
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